ＳＭＡＰ、長友ら出演

ＳＭＡＰ、長友ら出演

ＳＭＡＰ、長友らＡＣジャパンのCMにノーギャラで出演

『東日本大震災以降繰り返し流れるＣＭで抗議が殺到していたＡＣジャパン（旧公共広告機構）が、新たに４バージョンのＣＭを制作したことが２３日、分かった。アントニオ猪木（６８）やＳＭＡＰらがほぼノーギャラで出演。完成したものから各局に送っており順次放送される。「しつこい」などといった視聴者の不満は解消されそうだ。

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記事本文の続き　ＡＣジャパンが新たに制作したのは、猪木や脚本家の三谷幸喜氏（４９）、女優の大竹しのぶ（５３）、タレントの中川翔子（２５）ら１６人のタレントが出演するＣＭ２バージョンと、ＳＭＡＰと歌手のトータス松本（４４）の出演ＣＭ、インテル・ミラノの日本代表ＤＦ長友佑都（２４）ら海外で活躍するサッカー選手の出演ＣＭの各１バージョン、計４バージョンだ。

　「みんなでやれば大きな力に。」をキーワードに、各自が助け合いの精神や、節電、物資買い占めの抑制などを訴える内容。それぞれ１５秒篇と３０秒篇があり、全部で８パターンのＣＭが加わることになる。「しつこい」「内容がそぐわない」という視聴者の不満の声に早急に対応した形だ。

　そもそもＡＣ－のＣＭは、震災の影響で自粛した民間企業ＣＭの穴を埋めるために放送。が、女優の仁科亜季子（５７）が出演する子宮頸（けい）がん予防の啓発や、元サッカー日本代表監督のイビチャ・オシム氏（６９）による脳こうそくの早期対応啓発など同じものが大量に流れ続けることへの不満や不快感、「ＣＭの最後に流れる♪エーシ～（ＡＣ）という音声が耳障り」などの苦情が殺到していた。

　このため新ＣＭ制作を開始したが、急なこともあり、制作費用は通常の半額以下。同事務局によると「出演者はほぼノーギャラ」で多くのタレントが被災者や日本のために協力したという。
　ＳＭＡＰ篇は、この日民放キー局にバイク便で配達。各局の判断ですぐにでも放送される。サッカー篇は２４日、タレント１６人篇は２５日に配達予定という。
　同社は、すでに「今、わたしにできること」と題した文字とナレーション、音楽だけの新たなＣＭを制作、放送しており、新作を加えると来週は幅広いバージョンのＣＭが流れることになりそうだ。』izaより

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